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継鹿尾観音 寂光院 | 尾張の神社仏閣情報ガイド おわじん

愛知県の尾張地方・犬山市にある継鹿尾観音 寂光院(別名もみじ寺)に実際におまいりして、詳しい情報をまとめています。

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継鹿尾観音 寂光院

愛知県犬山市の継鹿尾観音 寂光院

継鹿尾観音 寂光院

所在地…愛知県犬山市継鹿尾山継鹿尾杉ノ段12
最寄駅…名鉄犬山線「犬山遊園」駅(東口)下車 タクシー5分、徒歩20分
宗派…真言宗智山派
行事…七七月参り(毎月5日、18日)、もみじ祭り
別名…尾張のもみじ寺/犬山寂光院
ご利益…新願成就、厄除祈願、書道向上、芸事上達、学業成就、入試合格


継鹿尾観音 寂光院(じゃっこういん)は、愛知県の尾張地方・犬山市にある真言宗智山派の寺院です。

尾張の最古刹 千手観世音菩薩像がおわす継鹿尾山(つがおさん)は、古くから霊山として呼ばれ、昨今ではパワースポットとして知られています。紅葉の名所としても有名で「尾張のもみじ寺」と呼ばれることも。

このページでは、継鹿尾観音 寂光院の開祖、歴史、境内、行事アクセスについて紹介します。

このページの目次

  1. 継鹿尾観音 寂光院の開祖と歴史
  2. 継鹿尾観音 寂光院の境内と建物
  3. 継鹿尾観音 寂光院の行事と祭り
  4. 継鹿尾観音 寂光院へのアクセス

継鹿尾観音 寂光院の開祖と歴史は?

宗祖は空海(弘法大師)。本尊千手観世音菩薩は日本武尊の御神魂の作と伝わる県下最古の霊刹

継鹿尾観音 寂光院の開祖

継鹿尾観音 寂光院は、西暦654年に孝徳天王の勅願寺として南都元興寺道昭和尚により七堂伽藍が創建されたことが始まりとされています。本尊の千手観世音菩薩像(せんじゅかんぜおんぼさつぞう)は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の御神魂の作と伝えられる、愛知県下最古の霊刹です。

開祖(宗祖)は空海(弘法大師)で、境内の絶景展望台には「筆弘法大師」像が建っています。弘法大師は高僧として名高いばかりなく、門弟1000人を超すと言われる著名な書家でもあったそうです。

そのため、ここ寂光院には、書道向上、芸事上達、入試合格を祈願する人がたくさん訪れます。

犬山寂光院の由緒

寂光院の由緒については、1565年9月18日、織田信長公が参詣された際に、継鹿尾山を清須城の鬼門鎮護の霊刹として、御黒印50石ならびに山林50余町歩を授けました。以来今日に至るまで、心願成就、厄除祈願の千手観音霊場として、多くの人々の心のよりどころとなっているそうです。

継鹿尾観音 寂光院の境内と建物は?

境内には国登録有名文化財の本堂・本尊千手観音菩薩像、随求堂、弁天堂、薬医門などがあります

継鹿尾観音 寂光院の境内と建物

上写真の右側に写っているのが、寂光院の総門です。もともとの総門は昭和34年の伊勢湾台風で失われてしまい、その後昭和56年に石造りのこの門が建立されました。観光バスも通行できるこの門は、寂光院の顔として知られています。

継鹿尾観音 寂光院の境内のお迎え地蔵

駐車場に車を停め、参道へと歩き始めると、かわいらしいお迎え地蔵が出迎えてくれました。

継鹿尾観音 寂光院のスロープカー乗り場

参道(坂)を歩いて山麓広場へ出ると、本堂と絶景展望台ゆきのスロープカー乗り場が見えてきます。

継鹿尾観音 寂光院のスロープカー乗り場

継鹿尾山にある寂光院の本堂へは、「七福坂」と呼ばれる300段の石段を上がらなくてはなりません。

ご高齢の方や階段が大変な方は、このスロープカーを使うと便利でしょう。ただし、一度に乗れる人数が少ないため、もみじまつりなど混雑する時期は、順番待ちをする必要がありそうです。

継鹿尾観音 寂光院の案内図

継鹿尾観音 寂光院の本堂への案内図。

山頂の本堂まで石段は300段ありなかなか大変そうですが、「石段を上るとこんな風景に出会えますよ!」の案内を励みに、上り始めました。

継鹿尾観音 寂光院の七福坂入り口

継鹿尾観音 寂光院の七福坂入り口。

継鹿尾観音 寂光院の七福坂

継鹿尾観音 寂光院の七福坂

森林浴をして、景色を楽しみながら上がっていくと、不思議とすがすがしい気持ちになります。霊山と言われるお山の「気」なのでしょうか。

しばらく歩くと、山頂へ到着しました。

継鹿尾観音 寂光院 本堂

左手に見えるのが本堂、右手実見えるのが随求堂です。

随求堂は5日(大随求菩薩縁日)、18日(千手観音縁日)に限り堂内が見られる

随求堂は、本尊 大随求菩薩(七七月参り御本尊)と見事な天井画を有する国登録文化財で、5日(大随求菩薩縁日)、18日(千手観音縁日)に限り、堂内を見ることができます。

犬山寂光院の境内

犬山寂光院の随求堂の回廊から本堂前の庭を撮影したもの。11月下旬のもみじまつりの時期だったので、真っ赤なもみじの大木が堂々と枝を広げた様子が見えました。

その手前(上写真では右側)にある緑の葉の大木は、推定樹齢400年のラカンマキの古樹です。

犬山寂光院の随求堂

随求堂の外側には祈願絵馬掛けがあり、もみじ寺と呼ばれるのにふさわしい、もみじの形の絵馬が多数掛けられていました。

犬山寂光院 本堂

犬山寂光院の本堂(国登録文化財)。本堂内陣には、日本武尊(やまとたけるのみこと)のご神魂の霊作といわれる本尊 千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつぞう)がまつられています。

左右をかためる左脇士 毘沙門天と右脇士 不動明王は、平成22年秋の”平成の大修理”で成満したもの。

寂光院本堂の継鹿尾山号額

寂光院本堂の「継鹿尾山号額 」は江戸時代後期、尾北小杁村(現江南市小杁町)の法鱗山文永寺住職であった平手蹄道和尚の書。書き始めてから6年の歳月を経て書き上げたと言われています。山額は「平成の大修理(平成22年)」で金箔塗りの修復がなされたそうです。

随求堂の近くにある「願いの鐘」は、誰でも自由につくことができます。12月31には除夜の鐘をつけるそうですよ。

犬山寂光院の筆弘法大師像

「願いの鐘」の前の階段を上がって、犬山寂光院の筆弘法大師像のある絶景展望台へ。

犬山寂光院の絶景展望台からの景色

この展望台からは、織田信長公も眺めたであろう、尾張・美濃の絶景を見ることができます。

犬山寂光院の絶景展望台からの景色

絶景展望台からは小牧城(小牧山)、犬山城、岐阜城(金華山)、晴れた日には名古屋駅周辺の高層ビルまで見渡せる景色が楽しめると人気です。

寂光院の佛手石 佛足石霊場

寂光院の佛手石 佛足石霊場。佛手石、佛足石の下にはお釈迦様が初めてご説法された「初天法輪」の地、サールナート(インド)のお砂が埋められているそうです。

佛足石は健康健脚の御利益が、佛手石は智慧と技能向上の御利益があると言われています。

蚕堂(馬鳴堂)の本尊 馬鳴菩薩(めみょうぼさつ)

寂光院本堂裏の境内奥にひっそりと建つ蚕同(馬鳴堂/めみょうどう)には、本尊 馬鳴菩薩(めみょうぼさつ)がまつられています。蚕をはじめ、動物、ペットの守護神、また、ファッション、デザインなど、糸偏のお仕事の守護仏といわれているそうです。

継鹿尾観音 寂光院の行事と祭りは?

毎年11月第2土曜日~12月第2日曜日に開催される「もみじまつり」が有名

継鹿尾観音 寂光院 もみじまつり

継鹿尾観音 寂光院は、「尾張のもみじ寺」とも呼ばれるほど、尾張屈指の紅葉の名所として有名です。境内にモミジ早く1000本あり、巨木が多くて葉が細かいため、色鮮やかに染まります。

毎年11月第2土曜日から12月第2日曜日まで開催される「もみじまつり」の期間中はたくさんの人が紅葉を楽しみに訪れます。もみじまつり限定の名物料理「あゆは寿司」も人気があるそうです。

例年もみじまつり開催中の土日には、特別講演やコンサートなどの催しもあります。詳しくは、寂光院公式サイトにて確認してください。

寂光院の七七月参り

また、毎月5日と18日は午前10:30から「七七月参り(ななつきまいり)」が行われます。

そのほか、毎年1月には「初観音」、3月には秘伝観音を両掌の上に頂戴する「秘伝観音おいただき」、4月にはお釈迦様の誕生を祝う「花まつり」といった特別な行事もあります。

継鹿尾観音 寂光院へのアクセスは?

最寄り駅は名鉄犬山線「犬山遊園」駅(東口) 駅からはタクシー5分、徒歩20分ほど

継鹿尾観音 寂光院へのアクセス

継鹿尾観音 寂光院の住所は、愛知県犬山市継鹿尾山継鹿尾杉ノ段12(地図)で、公共交通機関でアクセスする場合は名鉄犬山線「犬山遊園」駅が最寄り駅です。

「犬山遊園」駅からはタクシー約5分または徒歩約20分。毎月5日、18日、8月9日および11月第2日曜日に限り、犬山遊園駅から岐阜コミュニティバスが 運行しています。(大人片道200円)

名鉄犬山線「犬山」駅は、「名鉄名古屋」駅から特急で約28分、急行で34分程で、運賃は600円です。

車で行く場合は、通常時(もみじまつり期間以外)は寂光院境内の駐車場(約50台収容可能)に駐車できます。もみじまつり期間中は近隣の駐車場にも駐車できますが、かなり混雑するので、駐車場に入るのに待ち時間が生じるでしょう。


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